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平日に休めたら一度は行くべし!東京地方裁判所で覚せい剤取締法違反の裁判の傍聴して薬物問題について考える。

裁判所の看板

裁判所の看板

こんにちは。みぞれです。

 

私は平日休みの仕事をしているのですが、平日休みで良かったことは、

・銀行や区役所の窓口に行きやすい

・ランチなど平日に割引になるお店が多い

・病院や薬局で割増料金がかからない

・どこに行っても空いている

などなど。

 

でも、子供がいる人は、子供と休みが合わないのが致命的な平日休みです。

 

平日休みだと、土日の楽しそうなイベントに参加できないというデメリットもあるのですが、平日休みでできることってなんだろうと考えたときに、「裁判の傍聴」がひとつに挙がりました。

 

テレビで一度は見たことはある、裁判所の法廷。

実は、一般の人でも傍聴することができるんです。

 

でも、いつでも行けると思うと行かないんですよね、人間って(笑)

そこを奮起して、行ってきました東京地方裁判所。

その時の、レポートをお届けします!

東京地方裁判所 

場所は?

東京地方裁判所は、東京メトロ丸ノ内線霞ヶ関駅のA1出口から徒歩すぐです。 

 

同じ建物内に東京高等裁判所もあります。

難しくてよくわかっていないのですが、主に管轄区域に属する各地方裁判所、家庭裁判所からの上訴事件を取扱うのが、東京高等裁判所です。

 

傍聴の際の注意事項

裁判所敷地内(法廷内だけでなく、庁舎内廊下・庁舎外の前庭などを含む)では、写真撮影、録音等はできません。メモを取るのは自由です。

 

「敷地内」というのがポイントです。

私は、外から裁判所の看板を撮ろうとしたのですが、それが「敷地内」だったため、注意されました。

 

敷地外から建物の撮影はOKだそうです。

裁判所の外観

裁判所の外観

 

法廷が開かれている時間 

法廷が開かれているのは、午前は10:00頃から12:00頃まで。午後は1:00過ぎから4:00頃までです。

日によって審理される事件が様々なので、開始時間も終了時間もきっちりとは決まっていません。

 

開廷表で検索する

東京地方裁判所の1階ロビーにある「開廷表」システムで、その日に審理される事件の時間や法廷番号等を確認して、法廷に入ります。

 

覚せい剤取締法違反の裁判を傍聴

開廷表で検索して、傍聴したい事件の法廷番号を確認し、法廷に向かいました。

 

私は、覚せい剤取締法違反で逮捕された女性の第一審を傍聴しました。

(本人が罪を認めているので、第一審で終了。次回、判決が出るようです)

 

法廷の前には列が!

開始の10分前に法廷に到着したのですが、入口の前には列ができていました。

係の人に促されて、法廷の中に入り着席します。ほぼ満席です。

 

明らかに傍聴マニアなんだろうなという感じの人が2人いました。

なぜか雰囲気でわかる(笑)

 

拘置所職員に連れられて入廷する被告人

法廷には、裁判官1名、書記官1名、検察官1名、弁護人1名、被告人1名、拘置所職員2名、証人1名、傍聴人30名程度がいました。

 

被告人は、拘置所職員に連れられて入廷するのですが、腰縄でつながれ手錠をしています。初めて見ると、結構ショックです。

 

服装は、拘置所の服そのままです。

とはいえ、刑務所ではないので私服です。スーツを着ようと思えば着られると思います。

 

被告人のプライバシーもあるので、詳細に書くのはなるべく避けますが、薬物で前科があり、常習していたのか、正直顔色が良くなかったです。

拘置所では、化粧水は販売されているようですが、化粧はできないようです。

 

裁判官には一礼する

裁判官は、法廷に最後に入廷してくるのですが、裁判官が入って来た時に、傍聴人も含め全員起立して一礼します。

裁判官は、黒い法服を着ています。

 

裁判官には恐いイメージがあったのですが、全然そんなことはなくて、「しっかりと罪を償って、また人生やり直してくださいね。もう二度と、犯罪に手を染めないようにね。」と、温かく見守るお父さんのような雰囲気がありました。

 

これはおそらく、覚せい剤関連の事件だからでしょうか。

若者が覚せい剤に嵌ってしまうのは、結局、周りの大人が悪かったり、心の弱さだったり、幼少期の育ち方や環境の問題が大きいと思います。

 

覚せい剤の悪の根源はもっと別のところにあるはずです。

 

黙秘権についての説明

裁判官から被告人に対して、黙秘権についての説明があります。

 

黙秘権とは、「何人も、自己に不利益な供述を強要されない。」と日本国憲法38条1項に定められている権利です。

 

裁判官は、わかりやすく説明していました。

「話したくないことは話さなくてもいい」という感じでした。

 

でも、今回は尿検査でも陽性反応が出ていて、本人も罪を認めているので、必要以上に黙秘するのも、逆に不利なのではと感じました。

 

実際、被告人は黙秘することはなく、罪を償って更生していきたいという意思を示していました。

 

唯一、覚せい剤の入手経路だけは、言いたくないとのこと・・・。

こ、こわい。迂闊に入手経路をバラすと、自分が殺される可能性もありますよね。

東京湾に埋められたって不思議ではないです。

 

本人確認と罪状認否

被告人は中央の証言台に移動し、裁判官から本人確認をされます。

 

その後、検察官が起訴状を読み上げ、被告人は罪状の認否を行います。

今回は、被告人は罪を認めています。

 

検察官が冒頭陳述を行う

そして、検察官が冒頭陳述を行うのですが、早口で何を言ってるのかほとんど聞き取れなかった!

 

資料もかなりの量があるようで、検察官は風呂敷に包んで持ってきていました。 

いやー相当、頭が良いんでしょうね。目つきも鋭かったです。

 

証人尋問が行われる

次に、証人が証言台に立って、証人尋問が行われます。

 

証人は、以前から被告人がお世話になっていた、薬物依存回復施設の職員の人でした。

 

まず、証人は「宣誓書」を読み上げます。

良心に従って真実を述べ、何事も隠さず、偽りを述べないことを誓いますというような内容。

 

証人が話している途中、被告人は泣いていました。

被告人は薬物から、足を洗いたいんですよね。

 

薬物依存の恐ろしさは・・・

でも、何度も薬物で逮捕されてしまう薬物依存の恐ろしさ。

 

執行猶予の判決が下ったとしても、帰る家もない、頼る人もいない、仕事もないとなると、結局、薬物仲間に連絡するしかないんですよね。

それでまた手を染めてしまう・・・。

 

たまたま数年、逮捕されなかっただけで、今回は運悪く見つかっちゃったという感じも被告人の発言から読み取れました。

久しぶりに逮捕されて、実感が湧かないし、何も感じないと言っていました。

 

ピエール瀧のコカインもそうですよね。20代から使ってたけど、逮捕されてないし、まあいっか的な考えで長年使用していたんだと思います。

 

検察官と証人・弁護人と証人のやりとり

その後、検察官と証人のやりとり、弁護人と証人のやりとりと続きました。

 

被告人のプライバシーがあるので詳しく書けませんが、被告人の薬物依存回復施設での様子などの説明をしていました。

 

被告人尋問が行われる

続いて、被告人が証言台に立ち、 検察官から色々と聞かれます。

 

検察官と被告人のやりとり

検察官から、厳しい口調での質問が続きました。

なぜ、薬物仲間のところに戻ってしまったのか?

薬物依存回復施設に頼れなかったのか?

など。

 

薬物依存回復施設の中でも、人間関係のトラブルが色々とあるようです。

人が集まれば当たり前なんですよね。

会社でも学校でも、人間関係のトラブルは避けては通れない。

 

被告人は、幼い頃から人間関係がうまくいかず悩んでいたそうです。

 

いやー私も人間関係が下手な方なので、聞いててちょっと辛かったですね。

私だって、一歩間違えれば、人間関係の辛さから薬物に手を出していたのかもしれない。。たまたま薬物を使っていた人が近くにいなかっただけで。

 

結局、検察官は厳しく詰め寄っていたものの、「これからも人生は辛いことがたくさんあると思うけど、辛くても頑張ってね」と締めくくっていました。

 

検察官の意見

そして、求刑は懲役1年6月としていました。

 

弁護人の意見

弁護人は、被告人は真摯に反省している姿勢から再犯の恐れはなく、薬物依存の恐ろしさを鑑みた上での、執行猶予の判決を求めていました。

 

被告人の意見

最後に、被告人からも、今後施設で回復プログラムを受けて、更生していきたい(なので執行猶予をお願いしたい)という意見がありました。

 

判決はいつ出るの?

最後に一番びっくりしてしまったのが、判決の日時をその場で調整していることです。

 

裁判官が「じゃあ判決の日はいつにしますかね~?」みたいな感じで話し始めると、検察官「あっ、私、火曜日の午前中はちょっと難しいっすね・・・」、弁護人「あーーそしたら、〇〇日はどうですかー?」という具合です。

 

飲み会の日程調整のようで、心の中で笑ってしまいました。

 

まとめ

東京地方裁判所での裁判の傍聴は、平日しか行われていませんが、平日に休みが取れる人は、ぜひ一度足を運んでもらいたいです。

有給取って行ってみてもいいくらいです。

色々と考えされられるし、勉強になります。

 

犯罪に手を染めたとしても、私たちと同じ人間なのだなと。

私は、たまたま今は犯罪者になっていないだけで、明日は何があるかわかりません。被害者になる可能性だってあります。

 

もし犯罪者になっても、生きていかなきゃいけないんだよなぁ。

それでも今は、被害者でも加害者でもないんだから、できることを地道にやっていくしかないんだなと思いました。

 

って、色々考えちゃうんですよね私(笑)

 

では、またね!

 

 

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