みぞれ煮

東京在住のネコ。元は投資ブログでしたが、ほとんど旅ブログに。FP2級・簿記3級・宅建持ってます♪



【函館】北島三郎記念館に行ってきた!

こんにちは。みぞれです。

 

先日、函館に行ってきたのですが、Twitterのフォロワーさんから「北島三郎記念館がすごいらしい」との情報を得て、観光プランには入れてなかったのですが、急きょ駆け込みで行ってきました!!

 

どんなところだったのかご紹介しますよ!

※※これから行く予定の人はネタバレするのでご注意ください※※

 

北島三郎記念館

場所

場所なのですが、函館駅から市電に乗って「末広町駅」で降ります。

ちなみに、市電はsuicaが使えます。

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ウイニングホテルの施設内にありますが、このホテル自体、サブちゃんの関連会社が運営しているようです。ウイニングなだけに。

 

さりげなく電話番号が、3600(さぶろう)

 

料金

料金は、1,540円(税込)なのですが、私はじゃらんの割引券を利用しました。

(市電に乗りながら割引券を探す抜かりのなさ)

 

営業時間

営業時間は、9:00~18:00の年中無休です。

 

いよいよ中へ・・・!!

勝手にひとりで見学するものと思いきや、記念館の方が解説付きでご案内してくれます。

 

この日は平日だったので、なんと私ひとりだけ!!!!笑

お姉さんとマンツーマンです。

 

そして、このお姉さんがめっちゃ声がいい!

そして、めっちゃ通る!!

サブちゃんに憧れて演歌歌手を目指しているのかもしれません。

 

入口には・・・

入口には、作曲家の船村徹先生が書いた北島三郎記念館の文字が!

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気になったのが、ご案内のお姉さんが、船村さんに対してもそうですが、サブちゃんに対しても全部敬語ということです。

 

やはり彼女自身が、演歌歌手を目指してサブちゃんを崇拝しているのでしょうか?

私から見ると、お姉さんは記念館のスタッフなので、ちょっと違和感はありました。

ただ単純に、説明として聞くのに聞きにくかったかも。

 

幼少期の写真

こちらが幼少期のお写真です。

これを説明するのにも、お姉さんは「~されていた」「~でいらっしゃった」という表現を使っていたのですが、まあ最終的には気にならなくなりました。

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着てる服を見てもわかる通り、裕福なご家庭でお育ちになったようです。

でも、家業があまり上手くいかなり、7人きょうだいで色々と苦労もあったとのこと。

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函館西高校へ

サブちゃんの実家は知内というところにあるのですが、高校は函館の高校へ。

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料金は100円なのですが、今の金額にすると2千円くらいって言ってたような気がします(うろ覚え)

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当時の写真(蒸気機関車?)

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なんと当時の電車内の雰囲気が味わえます!

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朝5時くらいの電車に乗らないと間に合わず、電車内で朝ご飯を食べていたそうです。

ご飯には黒砂糖をかけていたらしい!サブちゃん甘党!?

 

あ、ちなみに北海道では電車のことを「汽車」と言います。

私のおじいちゃんおばあちゃん世代までは普通に言ってましたが、さすがにもう「電車」か(笑)

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ストーブでスルメが炙られています。どんだけニオっていたのか気になります。

私がバスで食べてしまった551蓬莱の肉まんよりニオいそうだぞ!

 

びっくりなことに景色がどんどん移り変わるんですよね。凝ってます。

本当に乗ってるような感じが出ていました。

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海で溺れた小学生を助けた!

サブちゃん、人命救助をして函館新聞に載りました。

いやーすごいですね。なかなかできるもんじゃありません。

少年は、ゆくゆくはあれはサブちゃんだったんだと気づいたのでしょうか。

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高校を辞めて上京

サブちゃんは、歌手を目指して上京します。

親は家業を手伝って欲しかったため反対もされたようですが、夢を胸に東京へと旅立ちます・・・。

 

サブちゃんが上京の時に乗った羊蹄丸。

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ここで、サブちゃん自身の声でナレーションが入るのですが、故郷に家族を置いていく切なさ悲しさ、絶対歌手になるんだ!絶対に有名になるんだ!という固い決意が籠っていて、ちょっと涙・・・。

 

新宿区でアパート住まい

サブちゃんは、新宿区の四畳半のアパートで暮らしていました。

その時の大家さんの娘さんが、カレーライスを差し入れてくれていたそうです。

 

そして、その雅子さんと結婚をします!

 

結婚式はデビューの3年前。

定収がなかったサブちゃんは、雅子さんのご両親に大反対され、式に出席したのは21人だったそうです。

 

いや~雅子さん。めっちゃ先見の明がありますね!!!

サブちゃんの歌声の力を信じていたのでしょうか。

 

流しで歌っていた

渋谷を拠点に流しで収入を得ていました。

3曲で100円。お店を覗いては歌を歌います。

 

当時の風景もまた結構凝ってますね。

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そして運命の日が・・・

とある羽振りの良いお客さんに1曲披露すると、そのお客さんに新橋の喫茶店に呼び出されます。それが、サブちゃんの評判を聞きつけた日本コロムビアの芸能部長でした。

 

そこで一緒に引き合わされたのが、先ほど出てきた作曲家の船村徹さんです。

 

その時のことを後にサブちゃんは、「こういうちょっとした出会いなんだけど、僅かな出会いが人生で物凄い出会いになってくる」と語っています。

 

1人1人の出会いを大切にしなきゃなと思い知らされました。

全然大切にできてないよ私・・・。

 

デビューの前にギター漫才をやっていた

記念館で説明はなかったのですが、Wikipediaによると、ギター漫才『ゲルピンちん太ぽん太』のぽん太として漫才コンビでのステージも経験しています。

 

すごいコンビ名だな!とか思ったんですけど、船村さんが命名したらしい(笑)

 

なかなかデビューできないサブちゃんに度胸をつけさせるため、船村さん自ら台本を書いて、もう1人の弟子とコンビを組ませ、知り合いの興行師に頼み込んで仕込んだ仕事だそうです。

 

でも、3日ほどで「使い物にならない」と帰され、ギャラなし!

ええーーー(笑)

 

ようやくデビュー!

新橋の喫茶店に呼び出された2年後の1962年。

ようやくサブちゃんはデビューします。

 

デビュー曲の「ブンガチャ節」は、当時渋谷で流しが歌っていた猥歌の歌詞を変えたもので、1週間で発売禁止に!ええーーーーー(笑)

 

そして、セカンドシングルの「なみだ船」がヒットし出世作となります。

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映画出演もしている

1965年に出した、「兄弟仁義」「帰ろかな」「函館の女」が大ヒット。

兄弟仁義は映画化もされ、サブちゃん自身も出演しました。

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有名な「与作」は1978年の発売ですが、みんな歌えますよね!

与作は木を切る~~へいへいほ~~へいへいほ~。

 

発売したシングルは200曲以上!

そして、サブちゃんのレコードがずらりと並べられているコーナーへ。

知らなかったのですが、ものすごい枚数を発売してます。

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サブちゃん途中でパンチパーマになってる。

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懐かしいシングルCDのサイズに。

おじゃる丸の歌も!

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ちなみに、スタッフのお姉さんはだいたいの曲は何年に発売されたか記憶してるそうです!

 

字が上手い

サブちゃんは書道も嗜まれるようで、床にはドドーンとサブちゃんの字が。

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この道ひとすじ!!!!

 

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長い人生一度は迷う

そんな時こそ焦らずに

耐えて超えれば

明日が見える

 

苦労したサブちゃんが言うと重みがありますね。

 

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たくさん表彰されている!

サブちゃん、日本赤十字社に多額の寄付をしていたんですね。

さすがです。やはり本当のお金持ちはすごい。

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他にも、北海道知事、函館市、北海道新聞社からの表彰状、レコード大賞の楯も展示されていました。

 

キタサンブラック

そして、サブちゃんといえば馬ですね!

なんと!70頭も所有されてるとのこと!すっげーすっげー!!!

 

キタサンブラックのコーナーがありました。

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いよいよメインイベントへ・・・!

そしてお待ちかねのメインイベントです。

Twitterのフォロワーさんから、どうやらロボットのサブちゃんが歌うらしいとの噂だけは聞いていたのですが、実際すごい迫力でした!

しかも、ステレオの大音響で「まつり」が流れる中、私ひとり(笑)

踊ってもいいなら踊りたかったですわ!

まあ~~つりだ!まつりだ!まつりだ!豊年~ま~つ~り~!

 

イントロです。

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サブちゃんの登場・・・!

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きたーーーーーー!!

なんかすごい。

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とにかくすごい。

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めっちゃリアルでしたよ、ロボットサブ。

 

最後に・・・

まつりを見終わった後には、等身大のサブちゃんのブロンズ像と握手できます!

幸運が舞い込むそうです!やったーー!

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身長は160cmくらいだそうです。

そして、めっちゃ小顔! 

 

記念館を見学した後は、お土産屋さんへ。

サブちゃんのグッズやCDなどが販売されていました。

 

お姉さんとふたりきりだったので、何か買わないと申し訳ないかなぁと思い、水を購入しましたよ。

 

記念館を出る頃には、すっかりサブちゃんのファンになっていたのでした!

 

では、またね!

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