こんにちは。みぞれです。
造幣東京フェア
造幣局東京支局で開催されている「造幣東京フェア2015」に行ってきました(^^)/
こんな感じの雰囲気。
学校みたいな感じです。
ゆるキャラもいらっしゃいます。
本局は大阪にある
造幣局の本局は、大阪市北区天満にあります。
明治4年(1871年)に、幕末の乱れた貨幣制度の立て直しのために設立されたそうです。
大阪の本局では、私たちが普段使っている貨幣をザクザク作っています。
他には、勲章・褒章、金属工芸品の製造、貴金属製品の品位証明、地金・鉱物の分析および試験、貨幣セット、プルーフ貨幣セットの販売を行っているそうです。
東京支局では、流通貨幣を作る工場はなく、プルーフ貨幣(収集用の貨幣)しか作られていませ。
大阪の工場で、お金をザクザク作っているところは、子供の頃、教育テレビで観たことがある気がします。大阪も見学してみたーい!(^o^)
東京の工場
東京の工場の入り口。残念ながら、工場内は写真撮影禁止でした(ToT)
プルーフ貨幣は、きれいな輝きを出すため、特別な加工をしているそうです。
販売もされている
売店では、色々なプルーフ貨幣が販売されていました。ほとんど完売していて、販売当日の朝は行列ができることもあるとのこと。
ジャングル大帝レオ!もちろんこちらも完売。
色々な体験コーナー
今回のフェアでは、工場見学の他に、ハンマープレス体験、七宝体験、貯金箱製作、ホールマーク打刻体験ができます。家族連れで賑っていました^^
ハンマープレス体験では、コインを購入して、自分でハンマーで叩いて記念メダルを作ります。中世ヨーロッパでは、こんな風にしてお金を作っていたそうです。
造幣東京博物館
続いて「造幣東京博物館」へ!
幻の金貨(笑)1,000万円の価値があるそうです。
こちらは、皇太子殿下御成婚記念貨幣!鶴がきれいー。
一生懸命写真を撮っていたら、博物館の方に、ぜひこれも撮っていってください!と言われたのがこれ↓です。
明治2年に作られた、手彫りの貨幣だそうです!彫るの上手すぎやしませんか!?
翌年の明治3年には金型が登場。
ふたつの貨幣の違いは、手彫りは彫り込まれていますが、金型を使った方は、絵柄が浮き出ているというところだそうです。確かに!
都道府県記念貨幣もありました。
出身地の北海道。
洞爺湖とタンチョウです。
ここでも一生懸命撮っていたら、隣で見学していた方に、京都が一番きれいでおすすめよと教えていただきました。
おおー!日本らしくて格好いい!
その方が持っていた外国の貨幣まで見せていただき、写真まで撮らせてもらっちゃいました。海外のお友達からのプレゼントだそうです。
星の王子様。ユーロですね。フランスと書いてあります。
こちらは、カナダの赤毛のアン。わーピンボケしてるー!
製造工程はたくさんある
貨幣の製造工程には、いくつもの工程があります。
溶解→熱間圧延→冷間圧延→圧穿→圧縁→洗浄→圧印・検査→計数・袋づめ
「圧穿」でこんな感じになります。
打ち抜いた貨幣を「円形(えんぎょう)」と呼ぶそうです。
そしてなんだかんだで、お金へと変貌を遂げます。完成~!
そしてまた、かわいい貨幣の登場!
ミッキー♪
キティ♪
ドラえもん♪
和同開珎
そして、ついに出ました「和同開珎」!!
708年に作られた、日本で最初の流通貨幣です。教科書でよく見ました。試験にもよく出ました。
そして、大判小判の大判です!
165.4グラム。大きさは25cmくらいあったと思います。
買い物のたびに、この大判を持ち歩くのは重すぎます(笑)
場所
造幣局東京支局は、豊島区東池袋4-42-1
JR山手線「大塚駅」徒歩10分
東京メトロ有楽町線「東池袋駅」徒歩8分
都電荒川線「向原駅」徒歩5分
開催日時
「造幣東京フェア2015」は、27年10月17日(sat)・18日(sun)のみの開催です。
平日は工場見学できる
平日であれば、工場・博物館見学ができます。
博物館は、午前9時から午後4時半まで。工場見学は、午前10~、午後2時~の2回。事前予約が必要です。
次は大阪の本局で、材料がドロドロ溶けてたり、お金がジャラジャラ出てくるところが見てみたい(^o^)/
帰りに、大塚駅近くの昔ながらの洋食屋さんでランチ。ライスとお味噌汁付きで880円~ものすごいボリュームでした。
- ジャンル:洋食
- 住所: 豊島区南大塚2-36-1 都営南大塚二丁目アパート1号棟 1F
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- (写真提供:sunnyglasses32)
では、またね!
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